自社株を買い戻すための企業資本の使用の増加。
1984年と85年に企業は1000億ドル以上を費やしましたが、1983年にはこれは290億ドルでした。
もしこれらの資金がプラントや設備の近代化に使われていたなら、資本投資は25パーセントも高かったでしょう。
そしてベンチャー・キャピタル市場の腐食。
年金基金と機関投資家は現在、全ベンチャー・キャピタルの3分の1以上を提供しています。
これらは短期的成果を要求するので、ベンチャー・キャピタル資金は長期資金の供与と技術援助から、手っ取り早い成果を要求する投機に変化してきています。
次に、研究開発が、画期的進歩を可能にする長期的努力から短期的な「安全」プロジェクトに移ってきていること。
全米科学財団は、自分たちの研究を大きな技術上の画期的進歩よりも既存技術の小さな進歩工夫に向げている企業の数が増加している、と報告しています。
生産性と競争力の急上昇と同様、全く新しい産業と旧産業の重要な進歩を創出してきたのはマイクロ・エレクトロニクス、コンピューター、ゼロックスといった、いまだに事実上の画期的進歩といわれるものです。
そして影響のある買収の急増。
管理者や投資家は会社を「非公開」にし、手っ取り早い成果を追求する株式市場のプレッシャーから逃れるために、短期負債を山のように負っています。
このような巨額の短期負債は不況時の企業の弱さを助長し、長期投資に必要な他の資金を探す能力を削ぐのです。